こんにちは、前回ご紹介した運動はどうでしたか?
今回はその踵(かかと)とつま先の上げ下げ運動が
なぜ、転倒予防に有効なのかをご説明させて頂きます。
まず、歩く姿勢の確認をしたいと思います。
前に出している足はしっかりと地面を踏みしめ、後ろに残っている足は踵から徐々に上げていきます。
つま先でしっかりと地面を蹴り、膝を曲げ前に出します。
踵から着地し、はじめの動作に戻ります。
転倒を予防するには踵より着地することが重要です。
ですが、加齢に伴い、筋力が弱まってくることで、
つま先より着地をしてしまい、づまずいてしまったり、
足がしっかり上がらず、「すり足」のように歩行してしまいがちです。
これでは、小さな段差や障害物につまずきやすくなってしまいます。
つま先や踵の上げ下げ運動をする事で、膝下の筋力向上、転倒予防、
血流を良くすることで、冷えを改善していきましょう。
ご自宅での団らん中、病院での待合室、移動中の車などなど、
いつでもどこでも、ぜひお試しください。