要注意!足枕の正しい高さと、足の置き方(全三回)
足枕の健康効果には、主に以下のようなものがあると言われています。
足のむくみ取り:足に溜まった血液、リンパ液などを全体に回すため。
腰痛の緩和:腰が丸まることで体圧分散性が高まるため。
踵の褥創対策:踵への圧迫を減らすため。
しかし、あなたは正しく足枕を行えていますでしょうか?
まちがった方法(姿勢)で足枕をして寝てしまうと、期待できる効果がないどころか、その反対に、体を痛める恐れがあります。
そこで本日は「足枕の正しい高さと置き方(姿勢)」についてご紹介します。
正しい足枕と正しくない足枕
まず今回の第一回は「正しい足枕の方法」をお伝えします。
そして第二回で、「誤った足枕の方法」をお伝えしながら、どのように体に悪影響を与えるのかをご説明します。
第三回の最終回は「足枕の正しい高さ」についてお話し致します
1. 足枕への正しい脚の置き方(脚全体を持ち上げる)
まず足枕に対して最も誤解が多いのが、「足枕への脚の置き方」です。
結論から言うと、以下のイラストのように、脚全体を足枕に乗せるのが正しい脚の置き方です。
正しい脚の置き方
足を上げるのではなく、脚全体を上げるようにするのです。
そのため、誤解を無くすためにも、「足枕」ではなく「脚枕」と捉えたほうがよいかもしれません。