2024.06. 14

できる範囲で…

当社あぷりでは、ご利用者様にそれぞれ“役割”を担っていただこうと、各施設で取り組んでいます。と言っても難しいことにチャレンジしているわけではありません。ご利用者様がこれまでされてこられた「料理」を手始めに、「できる範囲で」いろいろと取り組んでいます。

 

本日のお昼ご飯は、毎月一回の「ジャンクフードデー」ということで、ご利用者様にも包丁を使って、仕込みのお手伝いをしていただきました。

「包丁を持ったら危ないのではない…」と思われがちですが、皆さんはこれまで長きに渡り、ご家族様のために包丁を使って料理をされてこられましたので、包丁さばきは錆びついていません。

 

もちろん、包丁で怪我のないように、使い慣れた方には包丁担当を、それ以外の方でも違う役割を担っていただきます。

介護施設にご入居されたことで、料理をすることはしなくてもよくなったわけですが、「意欲」がなくなったわけではありません。さらに私たちがそういった「思い」を奪ってしまう権利もありません。リスク対策は大切ですが、リスク対策=「(権利を)奪う」「取り上げる」とは全く異なります。

 

「お手伝いいただけますか?」――この一言で、やってみたいというご利用者様が自然と集まっていただけます。

 

当社が考える役割とは、その人が無理なく、できる範囲のことを行っていただくことを土台に考えています。

らしく、
オモロく報

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